
CV・VI・パッケージ制作
使われる環境やターゲットへの配慮があってはじめて、デザインは機能します。
量販店に置かれている商品の9割はマス広告をしていない商品といわれています。つまり、消費者は売場で見るパッケージやPOPを通してしか、そのブランドや企業の情報を得ることができないということです。
大量のマス広告や大型イベントなどによる露出が多いブランドと売場を中心にコミュニケーションを行うブランドでは、本来、CIやVI、パッケージデザインの考え方も変わるのが当然だと思います。
また、パッケージは購買時点にのみ接触するPOPと違い、商品を使用して廃棄するまでの間、購入者と接触し続けるため、コミュニケーションの機会を作りやすく、売場を起点としたプロモーションの視点から見ると、様々な活用の可能性を秘めたメディアとも考えられます。
売場で同じカテゴリーの商品と並んだときに、特徴や個性をしっかりと伝えられるデザインというだけでなく、購入後の顧客に商品の魅力を再度実感させたり、パッケージにQRコードを付け顧客をWebサイトヘ誘導し、購入客との継続的なコミュニケーションを展開するなど、これまでのパッケージの役割を越えた、新たな機能を持たせる例も見られるようになっています。
CI・VI・パッケージは従来型のデザインの完成度だけでなく、今後のマーケティング戦略のビジョンをふまえた、機能や役割自体を見直すことも重要な課題と考えます。
