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CEOコメント 第52回 2012年1月

国際的インキュベーション戦略の始動と「Incubation エコシステム」の完成に向けて
~米国戦略子会社の設立と世界的なアジャイル開発会社との買収合意に関して~

代表取締役/グループCEO 林 郁

代表取締役
グループCEO
林 郁

【Incubation 2.0宣言】

本日、デジタルガレージ(DG)は、グローバル視点の新たなビジネスモデルをスタートさせました。創業以来の「インキュベーターDG」を世界規模にスケールさせていきます。 第1弾として、米国現地法人Digital Garage US, Inc.(本社:米国カリフォルニア州サンフランシスコ市)の完全子会社New Context, Inc.(同サンフランシスコ市、以下NC)を設立し、世界的に著名なアジャイル開発会社2社の買収について、両社の株主と合意いたしました。

NCを中核とした今回のプロジェクトの目的は、Open Network Labを通してすでに着手している日本から世界市場を目指すスタートアップ企業を支援する「エクスポート型」のインキュベーション事業と、世界から日本市場を目指すスタートアップ企業を対象とした「インポート型」のインキュベーション事業の双方でボトルネックとなっていた、ソフト開発工程のプラットフォームを築くことです。そして、DGが目指す最終的な目標は、世界のインターネット業界において次の勝者となる有望なスタートアップ企業を、IT(Information Technology)、FT(Financial Technology)、MT(Marketing Technology)の側面から、DGを挙げて育成することにあります。これによって、継続的に機能するグローバルな「Incubation エコシステム」を完成させます。

買収に合意した2社は、アジャイルソフトウエア開発手法の世界的な先駆者であるシンガポールPivotal Labs社(本社:シンガポール)とRuby on Railsをはじめとした開発言語でのソフトウエア開発やトレーニング/コンサルティングのトップ企業でGAP社などをクライアントに抱えるEdgeCase社(本社:米国オハイオ州)です。シンガポールPivotal社の親会社である米Pivotal Labs社は、Twitter社、Salesforce.com社、Groupon社などを顧客とするアジャイル開発では知る人ぞ知る企業です。2社合わせて約30名の開発者がDGグループの仲間となります。なお、EdgeCase社は2006年設立、Pivotal Labs社は2010年設立の若い会社ですが、厳選したクライアントに高付加価値のサービスを提供し、すでに黒字会社であります。これらの開発プラットフォームの獲得により、グローバルでの投資・技術開発・インキュベーションという三位一体の「Incubation エコシステム」を構築する体制が整いました。

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今後は、NCが拠点とする米国西海岸と、弊社取締役兼共同創業者の伊藤穰一が所長を務めるMIT Media lab(米国ボストン)とのコラボレーションを強化し、世界的なスタートアップ企業のインキュベーションをスピードアップし、これまで以上の付加価値を生み出していきたいと考えております。

DGは、年頭にグループキックの全社員総会を開催しておりますが、今年は以下のスローガンを設定しました。

『DESIGNING GLOBAL CONTEXT DG STYLE』

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これまで、DGの15年以上にわたる「インターネット時代に役に立つ『コンテクスト』を創るという命題に対し、本年は、よりグローバルにDG STYLEをチャレンジしていこう!」というメッセージで、デザインは、社内クリエーターの力作です)

欧州における金融不安をはじめ経営環境は先行き不透明感が続いておりますが、各事業セグメントとも順調に推移しています。今年のDGグループは、足元を固めながらも、新たなグローバル価値を生み出し社会貢献し続けてまいります。株主・投資家の皆様には、引き続きご指導・ご支援を頂けますようお願い申し上げます。

※DGの決算につきましては、2月9日(木)に2012.6期2Q (7月~12月)の決算を発表し、翌10日(金)に決算説明会を開催する予定です。

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