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CEOコメント 第36回 2008年2月

平成20年6月期の中間決算と事業の進捗報告
~業績予想修正とアップデート~

2月15日付の臨時取締役会で承認の上、第13期中間業績と通期業績の修正を発表致しました。
(詳細は20日に決算短信を発表し21日に説明会を開催する予定です)


連結中間期(平成20年6月中間期)                      (百万円)
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  期初計画 修正予想 修正額 前年実績
◆売上高 19,000 19,093 93 7,601
◆営業利益 40 △181 △221 1,015
◆経常利益 △100 △287 △187 938
◆当期純利益 △400 △884 △484 68

連結通期(平成20年6月期)                         (百万円)
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  期初計画 修正予想 修正額  前年実績
◆売上高 43,000 43,000 0 17,338
◆営業利益 3,000 2,800 △200 1,613
◆経常利益 2,700 2,500 △200 2,475
◆当期純利益 700 400 △300 588

修正の要因は以下の通りです。
売上高は、創芸の連結開始により大幅な増収を達成するなど計画通りの着地 となりました。
しかしながら、利益面ではインキュベーション事業において約3億円の減損を計上し、加えて、当初見込んでいた繰延税金資産の計上を保守的な観点で取りやめたため約3億円の利益押し下げ要因を中間決算予想に織り込みました。
通期予想においても減損と繰延税金資産の計上とりやめを要因として、上記数値に修正しました。

減損については、未上場株式を中心に保守的な見地からの減損を計上いたしました。
本来将来得られるキャッシュフローが帳簿価格を下回る見込みにおいて減損を計上するわけですが、一連の会計監査の厳格化と投資家の皆様のご心配を払拭するため、さらに昨今の新興株式市場の不透明さを勘案し、簿価を下げることにより、将来利益の最大化を企図し減損計上を判断を致しました。

一方で、以下の事業系セグメント1)2)3)は、順調に推移しております。
また、4)インキュベーションセグメントも「次世代2.0事業」を中心に展開を加速しています。

1)◆ソリューションセグメント・ハイライト

クロスメディアでのプロモーションを展開するDG&Ibexは、Web等のデジタルプロモーションが依然として好調に推移し、業界の中で最も高い収益性を持った次世代型ソリューションカンパニーへの道を邁進しています。
昨年4月に完全子会社化した創芸は、昨年度のリストラにより黒字体質となっています。加えて、カカクコムとの共同事業としてスタートした「マンションDB」も既に全国展開を終え、多くのデベロッパー様にご参加いただいており、ユーザーの方々に有益な、様々な機能を随時、追加して行きます。創芸の事業環境は、マンション市況の悪化、建築確認の遅れなど予断を許さない状況と認識しており、更なる収益向上に注力していく所存です。

2)◆ポータル/ブログセグメント・ハイライト

カカクコムは、同社の中間期(4月~9月)決算を連結しますが、計画を上回るペースで事業進捗しているものと認識しています。カカクコムグループの月間利用者数は、2,100万人(1月末現在)まで拡大しており、インターネットユーザーの4人に1人が利用している計算となります。今後も、すべてのネットユーザーに向けたサービスを拡充し成長を加速させていきたいと考えております。
また、次世代ネット広告ビジネスを展開するCGMマーケティングのブロガーと広告主のマッチングサービス「アドバタフライ」ですが、ブロガー参加数が現在月間1,000以上のペースで急激に増加しています。
さらに、動画広告掲載の開発も終わり、「Blog動画広告」の本格的なセールスを、株主の電通グループ・ADKとの協力の下、開始するなど中期的な収益の柱とすべく戦略的に活動しています。

3)◆ファイナンスセグメント・ハイライト

イーコンテクストは、昨日決算発表致しましたが、前年同期の一時的な受託案件が剥脱したため見た目の成長が鈍化したように見えますが、主力の決済サービスは2桁の伸びが続いております。
トピックスとして、チケット最大手の「ぴあ」の決済手段にイーコンテクストのコンビニ決済、ネットバンク決済、Pay-easy決済が採用されました。チケット関連市場では、ローソンチケットに加え最大手ぴあが加わることにより、市場の8割強をカバーできたものと思われます。
また、本日新事業として個人情報管理の新しいソリューション「プライバシーロック」をリリースさせて頂きました。今後も決済サービスの更なる深耕と新事業の開発で成長を加速させていきたいと考えています。

また、グロースパートナーズが運営するIRサイト「ストックカフェ」は、カカクコムとのマッシュアップ効果もあり、ユニークユーザー数が14万人(1月末)に増加するなど、投資家参加型サイトとして有数の規模にまで認知されてきました。

4)◆インキュベーションセグメント・ハイライト

一昨年より、Joi Ito's Labを窓口とし、精力的に展開してきたシリコンバレーを中心とした、海外投資の状況をご報告いたします。
Etology(イートロジー)は、17億/日以上の広告配信を行うなど世界最大級のアドマッチングマーケットプレイスに成長しています。
事業開発面では、1月に発表した「ミニブログ」のTwitterへの資本参加を契機に携帯電話とパソコン向けの日本語版の開発を鋭意進めています。Twitterは、Googleと連携して米大統領選をリアルタイムレポートするなど知名度を上げております。日本でも春先をめどにサービスインを目指しており、Twitter技術陣とDGインキュベーションチームの協業作業が日夜続いています。

米国の信用不安を発信源とするやや不透明な時期ですが、 今年も役職員一同、「世の中の役に立つコンテクスト」の事業拡大に取り組んでいく所存です。
今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

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