デジタルガレージ、Open Network Labのグローバル展開を本格化、北米と欧州、アジアをつなぎ、世界を目指す起業家を支援へ

〜サンフランシスコのインキュベーションセンター「DG717」に拠点を開設〜

 株式会社デジタルガレージ(東証JASDAQ 4819、本社:東京都渋谷区、代表取締役グループCEO:林 郁、以下:DG)の全額出資子会社で投資・育成事業を手がける株式会社DGインキュベーション(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:六彌太 恭行、以下:DGI)は、運営する「Open Network Lab」のグローバル展開を開始します。第1弾として、米国サンフランシスコでDGが運営するインキュベーションセンター「DG717」に、活動の拠点となる「Open Network Space」を開設し、日本を含むアジアから北米展開を目指すスタートアップ企業や、北米から日本を含むアジアへの展開を目指すスタートアップ企業の育成を強化します。「Open Network Labはスタートアップ企業の育成プログラムとしてすでに日本で成功しています。日本の優秀なスタートアップ企業を、より深くグローバルなインターネットコミュニティにつないでいく機が熟したと感じています。私も立ち上げ当初からメンターの一人として関わってきましたが、今後は世界のインターネットビジネスを牽引しているリーダーたちに直接メンタリングをしてもらう機会を増やしていきたいと思います」 (伊藤 穰一)。

 DG717のOpen Network Spaceでは、Open Network Labが東京で運営する起業家育成プログラム「Seed Accelerator Program」に参加するスタートアップ企業のうち北米での事業展開を目指すチームや、北米からアジアへの進出を目指すスタートアップ企業に、オフィススペースを提供します。また、Open Network Labのもう一つの強みであるシリコンバレーを中心とする一流の投資家や起業家によるメンタリング(指導)も強化します。その一環として、DGの研究開発活動を指南するアドバイザリーボードを新たに組織化する予定です。アドバイザリーボードには、DG共同創業者 取締役でMITメディアラボ所長でもある伊藤穰一が参加するほか、DGがこれまでに関係性を培ってきたグローバルなインターネットコミュニティに影響力を持つ様々な人材に参画していただく予定です。このほかDG717のOpen Network Spaceでは、米国での法人設立など、法務、実務面でのスタートアップ企業の支援も行っていく予定です。

 グローバル展開の第2弾としては、欧州やアジアの起業家育成プログラムとの連携を予定しています。「DG717を拠点として、日本のスタートアップ企業のシリコンバレー進出を支援する体制は整いました。今後はこうした流れをアジアや欧州にも広げていきます。中でもバイオテクノロジーやセキュリティ、仮想現実、デジタル通貨、人工知能といった領域に注力していく予定です」 (DG代表取締役社長兼グループCEO 林 郁)。

 Open Network Labはすでに、北米・欧州で展開するTechStars、ドイツのAxel Springer Plug and Play Accelerator、シンガポールのMuru-D、インドネシアのSkystar Ventures、韓国のStartup Alliance、中国のHAX、香港のThe Mind Fund Groupといったプログラムの運営法人と情報交換などをしています。また、2015年10月には、在日フランス大使館貿易投資庁と共同で、日本のスタートアップ企業のフランスへの進出と、フランスのスタートアップ企業の日本への進出の活性化を目的とした「フレンチテック東京第1回ピッチセッション」をDG本社ビルにて開催しています。

 今後はこうした世界中の起業家育成プログラムと、プログラム運営での相互連携を検討するほか、世界中から有力なスタートアップ企業を集めたグローバルピッチコンテストを毎年1回、サンフランシスコ市によって「Digital Garage Day」に制定された11月5日にDG717で開催することなどを計画しています。

【Open Network Lab】
ホームページ:https://onlab.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/OpenNetworkLab
Twitter: http://twitter.com/on_lab


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