デジタルガレージとTISが、FinTech関連事業の開発などに向けた 戦略技術開発会社「DG Technologies」を設立

〜 研究開発組織DG Labと連携し、次世代技術をコアにした新事業の立ち上げを支援 〜

 株式会社デジタルガレージ(東証一部 4819、本社:東京都渋谷区、代表取締役グループCEO:林 郁、以下:DG)と、TIS株式会社(東証一部 3626、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:桑野 徹、以下:TIS)は、FinTech関連事業の開発などに向けた戦略技術開発会社「株式会社DG Technologies」(以下:DG Technologies)を設立することで合意しました。設立日は2016年9月1日を予定し、出資比率はDGが80%、TISが20%です。

 DG Technologiesは、DGが株式会社カカクコムおよび株式会社クレディセゾンと共同で設立したオープンプラットフォーム型の研究開発組織「DG Lab」と連携し技術開発を行います。DG Labは「ブロックチェーン」「人工知能」「VR/AR」「セキュリティ」「バイオテクノロジー」を重点分野とし、これらの分野で最先端の研究開発を行いますが、「DG Technologies」は中でもブロックチェーン技術を活用したFinTech関連の技術開発と、DG Labでの研究成果を元に事業化段階に進む際に必要となるプラットフォーム技術の開発から着手する予定です。

 DGとTISは1999年に資本提携して以来、決済領域を中心とした協業を進めてきました。今回DG Technologiesの設立に至った背景には、こうした協業を通じて培った信頼関係があります。FinTech関連の技術開発において、 DGは投資先であるBlockstream社(Blockstream Corp.)のブロックチェーン技術に基づきDG Labで研究開発したミドルウエアなどを提供します。TISは、DG Labの技術開発パートナーとしてDG Technologiesへ技術者を派遣し、クレジットカード向けソリューションなど金融分野のシステム開発で培ったノウハウを提供します。

 DG Technologiesでは、ブロックチェーン以外の分野に関する技術開発についても、DG Labにおける研究段階から事業化段階に進むフェーズなどで個別のユーザー企業に向けた支援をしていきます。またTISは、DG Technologiesが開発するFinTech関連などの最新技術とプラットフォームを、クライアント企業向けのシステム構築にグローバルな視野で適宜利用していく予定です。

【DG Technologiesについて】

社名 株式会社 DG Technologies
所在地 東京都恵比寿南3-5-7 デジタルゲートビル
資本金 1000万円(資本準備金含む)
出資比率 DG:80%、TIS:20%
設立予定日 2016年9月1日

【株式会社デジタルガレージについて】
 デジタルガレージはインターネットサービスにおける投資・育成支援事業、マーケティング事業、グローバルオンライン決済事業の三つの事業に注力しています。1995年の設立以来、ポータルサイト、eコマース、インターネット広告代理事業、モバイルコミュニケーション事業、ブログやSNSなど、常にインターネットにおける最新技術をビジネスとして展開してきました。2016年7月に株式会社カカクコム、株式会社クレディセゾンと共に、新たな事業の柱を技術シーズから育てることを目的としたオープンプラットフォーム型の研究開発組織「DG Lab」を設立し、コンセプトに賛同する協賛パートナーを現在募集しています。http://www.dglab.com/

【TIS株式会社について】
 TISインテックグループのTISは、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型のITソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。詳細は以下をご参照ください。http://www.tis.co.jp/

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