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デジタルガレージ、スタートアップ育成・投資プログラム「Open Network Lab」の支援体制を強化

世界に羽ばたくスタートアップの育成を通じて、 最先端テクノロジーの社会実装に向けて推進

2022.10.18

株式会社デジタルガレージ(東証プライム 4819、本社:東京都渋谷区、代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO:林 郁、以下:DG)は、グローバルで活躍するスタートアップの育成と投資を行う「Open Network Lab(Onlab)」が、10年以上に渡り積み上げてきた実績やノウハウを再構築し、以下の実施体制で最先端テクノロジーの社会実装に向けた支援を強化することをお知らせします。

新たなOnlab の体制

●Open Network Lab ー Seed Accelerator ー
グローバルでの活躍を期待するシード・アーリーステージのスタートアップへの投資と事業支援
●Open Network Lab ー Open Innovation ー
スタートアップと各産業との共創により、最新テクノロジーの社会実装を推進

さらに、北海道、福岡などの主要都市・エリアにおいても、スタートアップエコシステムの構築や地域イノベーションを促進し、スマートシティ構想の社会実装を推進していきます。

Onlabの紹介動画はこちらからご覧ください。

Onlabの新たな支援体制についてのコメント

DG 代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO 林 郁
シリコンバレーのようなスタートアップ・エコシステムの創造を目的に、日本初のアクセラレータープログラムとして、12年前に立ち上げたのが「Open Network Lab(Onlab)」です。時代の流れとともに徐々に日本のエコシステムも進化し、昨今は国家戦略の“真ん中“にスタートアップが据えられる時代になりました。Onlab はこれまでのプログラムに加え、web3 時代のグローバル起業家たちの支援に取り組みます。引き続き、日本と次世代のインターネットコミュニティに貢献していきます。

DG 取締役 兼 専務執行役員Chief Architect 伊藤 穰一
DGの設立以来、Web1.0、Web2.0の時代を通じて、多くのスタートアップを支援してきました。そして、web3の時代を迎え、Onlabは支援体制を強化します。今後は、日本の国家戦略と連携するようなビジネスの創出を目指し、Born in Japan & Unlock Japan(日本発のスタートアップとJapan Entryを目指す海外スタートアップ)の支援を通じて、テクノロジーのよりよい未来を創っていきます。

DGのスタートアップ向け支援について

Onlabは、日本のアクセラレータープログラムの草分けとして、2010年4月の設立以来、のべ30回以上のプログラムを開催し、ユニコーン企業やIPOスタートアップをはじめとする130社超のスタートアップを輩出してきました。 2018年からは、シード期のスタートアップ支援に加えオープンイノベーション型のプログラムもスタートし、その活動範囲を広げています。

オープンイノベーション型のプログラムでは、国内を代表する大手不動産企業が一同に集結し、企業の枠を超えて価値創造を目指す「Resi-Tech」や、「バイオテクノロジー・ヘルスケア領域」を牽引する国内外の優良企業がパートナーとして参画した「BioHealth」など、大企業と革新的なソリューションを持つスタートアップによる新規事業の創出に貢献してきました。

2021年には、Open Network Labと連携するスタートアップ投資ファンド「Open Network Lab・ESG1号投資事業有限責任組合(通称:Earthshotファンド)」*1を設立し、当ファンドとの連携により、資金とビジネスの両面から将来性のある国内外のスタートアップを強力に支援しています。また、「Earthshot 世界を変える起業家たち」の番組を通じて、テクノロジーで世界を変える多くの会社を紹介してきました。

【Onlab 卒業生の企業・サービス(一例)】

※Onlabに参加した起業家の声とそれぞれの成長ストーリーはこちらをご覧ください。

その他、本年9月より、ブロックチェーン技術を活用した次世代ビジネスを支援する「onlab web3*2を開始し、国内外を代表する第一線のweb3エキスパートの参画のもと、日本発世界のweb3グローバルエコシステムの構築を目指しています。

Open Network Lab ー Open Innovation ー について

今回新設される「Open Network Lab ー Open Innovation ー(Onlab Open Innovation)」は、スタートアップのテクノロジーを社会実装してきた実績とナレッジを活用し、既存の産業との共創による新たな価値創造を実現する目的で誕生しました。

今後、本プログラムに参画するパートナー企業とスタートアップを募集し、協業の検討、実証実験の企画・推進に向けたメンタリング、事業開発支援、実証実験・業務提携等に取り組むための環境を提供します*3

本プログラムのテーマにご関心をお持ちで、スタートアップのソーシングや協業検討を進めたい企業の方は、フォームよりOnlab Open Innovation事務局までご連絡ください。

Onlabの今後の展開

Onlabは、今後DGが保有するインターネットビジネスや国内外でのスタートアップ支援ノウハウ、アメリカ、ヨーロッパ、アジアをつなぐグローバルネットワーク「Global Incubation Stream」を通じて、スタートアップの海外展開や、海外スタートアップの本プログラムへの参加をサポートします。

*1: 参照リリース:「デジタルガレージ、ESG分野のスタートアップに向けた「Open Network Lab・ESG1号 “Earthshotファンド”」を設立」(2021年7月1日)
*2: 参照リリース:「デジタルガレージ、web3で次世代のビジネスに挑戦するグローバルインキュベーションプログラム「onlab web3」を始動」(2022年9月8日)
*3: 本プログラムに参画するスタートアップの募集は、2022年11月下旬を予定しています。詳細は決定次第、Onlabのウェブサイトにてお知らせします。