デジタルガレージグループ econtext ASIAとクレディセゾン、アジアと日本における事業連携を目的に資本業務提携

〜両社の強みを生かした決済サービス事業を共同で推進へ〜

 デジタルガレージグループでオンライン決済事業を担うecontext ASIA Ltd.(本社:香港、Chairman林 郁/CEO沖田 貴史、以下:econtext ASIA)と、株式会社クレディセゾン(東証一部:8253、本社:東京都豊島区、代表取締役社長:林野 宏、以下:クレディセゾン)は、このたび資本業務提携し、日本を含むアジア市場における決済サービス事業を共同推進することで合意いたしました。今回の資本業務提携に伴い両社は今後、それぞれが持つ事業領域の強みやノウハウを用いて、相互の企業価値を向上させるため活動を加速してまいります。

 今回の業務提携の主な内容は以下のとおりです。
(1) アジア地域において、両社が持つビジネスおよび拠点、顧客、サービス等を活用した共同企画の策定と推進
(2) 日本国内において、両社が展開する事業の拡大と加速を目的とする企画の策定と推進
(3) 決済事業を中心とした、顧客・加盟店に新たな価値をもたらす新しいスキームの開発・策定と推進

 クレディセゾンは、グループで3,500万人のカード会員を有する日本最大規模のクレジットカード会社であり、百貨店・スーパー・専門店等の小売業を中心とした強固な提携関係を築いております。また、同社が運営するオンラインショッピングモール「永久不滅.com(ドットコム)」を軸に、ネット会員数を850万会員に増強するなど、ネット事業の中核事業化を進めております。海外においても、既にベトナムや中国など、急成長するアジアマーケットへの事業参入を開始しております。

 一方、econtext ASIAはデジタルガレージグループの決済事業を統括するヘッドクォーター機能を担う中間持株会社として2012年9月に設立し、子会社のベリトランス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:沖田 貴史、以下:ベリトランス)、株式会社イーコンテクスト(本社:東京都港区、代表取締役 会長兼社長:林 郁、以下:イーコンテクスト)の2社を合わせると国内最大規模となるEコマース決済プラットフォームを展開しております。また、インドネシアにおいてEC決済およびECインフラ事業を提供する現地法人を2012年に合弁で設立し、アジア市場の開拓を始めております。

 クレディセゾンとデジタルガレージグループは、既に国内Eコマース領域において、クレディセゾンが顧客に提供するポイントプログラム「永久不滅ポイント」をネット上の代金決済手段の一つとしてご利用いただけるサービスを提供しており、「永久不滅.com(ドットコム)」参加企業をはじめとした各Eコマースサイトの取扱高拡大に貢献することを推進しております。

 今回の資本業務提携により、両社が持つ事業やノウハウを活用することで、アジア地域における国や地域に最適化した決済サービスやECインフラの開発と提供を進めるとともに、これら既存の共同事業の拡大とあわせて、オンライン決済に限らない、O2Oソリューションや広告ビジネスなどの領域においても、シナジー創出を推進してまいります。

 econtext ASIAは成長著しいアジア市場において、今回の提携に続き様々なアライアンスや戦略的なパートナーシップを通じて、各国に最適化した決済サービス、ならびにECインフラサービスを積極的に展開してまいります。

 クレディセゾンは、カードビジネスをはじめ個品割賦やローンビジネスなどで培ったノウハウを活かして、成長著しいアジア圏内でのリテールファイナンス事業への本格的な参入を目指し、今後も各国へのパートナーシップ網を拡げてまいります。

【クレディセゾンとecontext ASIAが検討する海外展開イメージ】

【株式会社クレディセゾンについて】 http://www.saisoncard.co.jp/
1982年よりクレジットカードの発行を開始し、以降約30年間にわたり、サービス先端企業として、常に徹底した顧客志向を貫きながら、カード業界の常識にとらわれないイノベーティブな発想で新たな商品・サービスを生み出し、業界において独自のポジションを確立。現在は、「マルチプルな収益源を持つノンバンク」を目指し、クレジットビジネスに加え、リース・レンタル、信用保証、フラット35などのファイナンスビジネスや、最も高い成長が見込めるネットビジネス、そして経済発展の著しいアジアマーケットにおけるリテールファイナンスビジネスにも積極的に取り組んでいる。

【econtext ASIA Ltd. について】 http://www.econtext.asia/
デジタルガレージグループの決済事業を統括するヘッドクォーター機能を担う中間持株会社。2012年9月に香港で設立。日本最大規模のクレジットカード決済プロバイダーであるベリトランス、同じく日本最大規模のコンビニ等現金決済プロバイダーであるイーコンテクストを傘下に持つ。また、インドネシアにはEC決済及びECインフラ事業の提供を目的に現地大手財閥などと合弁で設立した現地法人「MidTrans」を有する。

【本件に関するお問い合わせ先】
econtext ASIA 広報担当 原田 Mail: info@econtext.asia TEL: 03-6367-1150((株)イーコンテクスト内)
株式会社クレディセゾン 広報室 村越 TEL: 03-3982-0700


  1. Home
  2. プレスルーム
  3. プレスリリース
  4. デジタルガレージグループ econtext ASIAとクレディセゾン、アジアと日本における事業連携を目的に資本業務提携