デジタルガレージ、DAOモデルの実証店舗としてweb3特化型会員制スペース「Crypto Cafe & Bar」を開設

株式会社デジタルガレージ（東証プライム 4819、本社：東京都渋谷区、代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO：林 郁、以下：DG）は、当社事業所であるデジタルゲートビル（東京都渋谷区恵比寿南3-5-7）内にて、web3特化型会員制スペース「Crypto Cafe & Bar（クリプト・カフェ＆バー）」を開設し、「Crypto Cafe & Bar DAO」の設立を見据え、DAO（※1）モデルを実証するための取り組みを開始することをお知らせいたします。

（※1）DAO：Decentralized Autonomous Organization（非中央集権型組織）。ブロックチェーンを活用した新しい組織形態で、特定の所有者や管理者が存在せずとも、事業やプロジェクトを推進できる組織。

■ 「Crypto Cafe & Bar」のコンセプトとDGグループ内外の連携について

「Crypto Cafe & Bar」は、2022年に当社取締役 兼 専務執行役員Chief Architectである伊藤 穰一（Joi Ito）を中核に設立した研究組織 Digital Architecture Lab（以下：DA Lab）が運営する、web3特化型の会員制コミュニティ／コワーキングスペースです。NFTを会員権とし、日中はコワーキングスペース、夜はBarとして営業し、NFT会員権の保有者同士をつなぐハブとなります。

「Crypto Cafe & Bar」の企画、システム構築には、DGグループ会社でブロックチェーンならびに金融分野第1号となる規制のサンドボックス制度の認定を取得し、ブロックチェーン技術をベースに国内規制に準拠した金融サービスやweb3サービス事業を展開する株式会社Crypto Garage、同じくグループ会社で決済事業を手がける株式会社DGフィナンシャルテクノロジーが協力し、ブロックチェーンソフトウェア開発企業のフレームダブルオー株式会社が提供するClubsを活用し、暗号資産「MATIC」や法定通貨のカード決済に対応したNFT会員プログラムを導入しております。

■ 「Crypto Cafe & Bar DAO」について

「Crypto Cafe & Bar」の開設にあたり、「Crypto Cafe & Bar DAO」の設立に向け、DAOモデルを実証するための取り組みを開始し、実際に体験していただきます。また、DAO法人の設立、DAO組織にあったガバナンス体制の構築、web3ツールを活用したイベントの開催など、さまざまな実験や取り組みを計画しています。
また、実証実験のための最初の取り組みとして、「Crypto Cafe & Bar DAO」のメンバーシップNFT（販売元：DA Lab）を販売します。本件DAOメンバーシップNFTにより「Crypto Cafe & Bar」へのアクセス権に加え、将来的には「Crypto Cafe & Bar DAO」の意思決定権を有し、「Crypto Cafe & Bar」の一部所有権の付与も予定しております。

【Crypto Cafe & Barの詳細】

■Digital Architecture Lab Chief Architect伊藤 穰一からのコメント

DAOは新しい法人組織の形態として可能性を秘めています。日本では現在、DAOへの法的な枠組み整備に向け、行政省庁によるパブリックコメント募集が進められ世界の最前線にあると言えます。新しい技術や組織形態を社会実装するにあたり、利点と改善点を理解するためには、DAOのユースケースを研究し実際に経験することが重要です。今回開設するこのCrypto Cafe & Barは、素晴らしい実験の場となり、ユースケースになると考えています。

【デジタルガレージについて】https://www.garage.co.jp/ja/
パーパス「持続可能な社会に向けた “新しいコンテクスト” をデザインし、テクノロジーで社会実装する」のもと、社会インフラを担う国内最大級の決済代行事業者として、多様な総合決済プラットフォームを提供する決済事業を有しています。またデジタル・リアル領域においてワンストップでソリューションを提供するマーケティング事業、国内外の有望なスタートアップやテクノロジーへリーチするスタートアップ投資・育成事業などを展開しています。