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デジタルガレージ、ウェブサイト解析サービス提供の米Chartbeat社に出資 メディアサイトへの利用促進を通じて日本展開の支援を強化

米Betaworks社との共同事業展開を本格始動へ

2015.05.07

株式会社デジタルガレージ(東証 JASDAQ 4819、本社:東京都渋谷区、代表取締役グループ CEO:林 郁、以下:DG)は、全額出資子会社で投資・育成事業を手がける株式会社DGインキュベーション(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:六彌太 恭 行、以下DGI)を通じ、ウェブサイトアクセス解析サービス「Chartbeat」を提供するChartbeat Inc. (本社:米国ニューヨーク市、CEO:Tony Haile 氏、以下:Chartbeat)に出資しました。今回のラウンドにてChartbeatはHarmony Partnersを筆頭に既存投資家であるDFJ、Index Venturesらを含め$15.5Mの資金調達を行い、現在までの調達金額は合計$31Mに達しました。DGは2015年2月にChartbeatと業務提携契約を結んでおり、今回の出資を経てChartbeatの日本展開への支援を強化していきます。

Chartbeat 社は、 DG が 2014 年 2 月に出資と業務提携を発表した、ニューヨークを拠点とする米国のスタートアップ支援スタジオ Betaworks Studio, LLCから生まれた会社です。ウェブ解析サービス「Chartbeat」 は、サイトにアクセスしているユーザーの閲覧状態を秒刻みで解析し、サイト運営者は管理画面を通じてリアルタイムで記事、ページごとのアクセス状況や広告のサイト運営への貢献度を視覚的に管理できる点に特徴があります。現在の分析で軽視されがちな「エンゲージドタイム(ユーザーが動的にサイトを回遊する時間)」に焦点を当て、「今最もユーザーの読了率が高いコンテンツをサイトのトップに掲載することで、ユーザーのサイト滞在時間を向上させる」施策を容易に実現できるようになります。既存ユーザーのロイヤリティを向上させることで、メディアの収益化に繋げることができます。なお、今回の資金調達を受け、「Chartbeat」は大規模なアップデートと機能強化を予定しています。

「Chartbeat」は既に米国では大手メディアの8割が採用しサイトの改善に活用しており、世界では「BBC」「The New York Times」「TIME」などトップメディアを含む約5万のサイト運営者が 「Chartbeat」 を採用しています。日本においても主力ニュースサイトへの採用を見込んでおり、今回の出資と業務提携を通じて、DG は「Chartbeat」の管理画面の日本語対応をはじめ、顧客サポート、国内販売代理店業務などの支援を更に強化し、Chartbeatの日本展開を加速していきます。

Chartbeatの機能アップデート概要
・記事のタイトルをA/Bテストのように複数設定し、最もパフォーマンスのよい記事タイトルへチューニングを行うことが可能
・ユーザーの「エンゲージドタイム」を重視し、テスト中のリンクから遷移後15秒間以上ユーザーが動的に滞在した場合のみ「エンゲージドクリック(価値のあるクリック)」と認識し、ページ遷移後と同時に読了率向上へつなげる改善が可能
上記の機能を利用することで、全メディアにおいてユーザーのサイト内行動を最適化ができるようになります。
アップデート画面のイメージ

【Chartbeat 社について】
社名: Chartbeat Inc.
設立: 2009 年 4 月
代表者: Tony Haile, CEO
本社所在地: 米国ニューヨーク市
事業内容: ウェブサイト運用者向けウェブページ・広告解析及び収益化サービス
ホームページ: https://chartbeat.com/

【サービスに関する問合せ】
Chartbeat営業担当: 庄子(しょうじ)
Email: taka@chartbeat.com