デジタルガレージ、佐川急便を中核とするSGホールディングス傘下のSGシステムとB2B決済サービス「請求書カード払い」を提供開始

〜物流業界の資金繰りと業務効率化を支援し、カード払いで支払い期日を繰延〜

 株式会社デジタルガレージ(東証プライム 4819、本社:東京都渋谷区、代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO:林 郁、以下:DG)と佐川急便を中核とするSGホールディングス傘下のSGシステム株式会社(以下SGシステム)は、B2B決済サービス「請求書カード払い*」の提供を開始したことをお知らせします。
 
 「請求書カード払い」は、銀行振込の請求書をカードでの支払いに切り替えることで、実質的な支払い期日を繰延できる決済サービスです。物流業界では、荷物の発送や受取に際して、料金の現金払いや代引き(代金引換)、請求書払いなどが中心です。「請求書カード払い」を活用することで、これまで煩雑になっていた集金や債権回収をキャッシュレス化することが可能となります。物流業界と接点を持つ中小事業者の資金繰り改善と業務効率化をサポートしてまいります。

請求書カード払いのイメージ(一例)

※お支払い期日・期限の先延ばしの対象になるのは、クレジットカードによる支払いに限ります。

 SGシステムは、1日最大600万個にも達する佐川急便の貨物の処理を支えているシステムなど、国内有数の物流ITインフラを提供する、SGホールディングスのIT中核企業です。同社が提供する出荷システムの利用社数は、全国で12万社を超え、アウトソーシングやスキャニングサービスは、重要性の高い公的分野でも利用されています。

 DGとSGシステムは、以前よりDGの子会社で決済事業を手がける株式会社DGフィナンシャルテクノロジー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長共同COO:篠 寛)が提供する、決済システムを活用し、両社の強みを活かした事業連携を行ってきました。さらに、DGとSGシステムは連携を強化し、物流業界をはじめとする産業領域のDX化やキャッシュレス化を推進していくパートナーとして、本サービスを提供開始しました。

 今回、物流関連の決済にノウハウを持つSGシステムと、決済領域に強みをもつDGのノウハウを活用し、物流をはじめとしたさまざまな顧客の競争力を支えるソリューションを提供します。

 今後もDGは、迅速かつ高い水準の対応が求められる企業向けに、高品質な審査基準を担保した、B2B領域のフィンテックソリューションを提供し、次世代Fintech事業の推進と便利で安全・安心なキャッシュレス社会の実現に貢献してまいります。

【請求書カード払いについて】https://financial.sg-systems.co.jp/service/invoice.html
 銀行振込の請求書での支払いを、JCB/Visa/Mastercard®での支払いに切り替えることで、実質的な支払い期日を最大60日程度繰延するサービスです。取引先がカード決済に対応していない場合でも利用できます。季節要因による定期的な資金不足や突発的な資金調達など、中小事業者の資金繰りをサポートしています。

【デジタルガレージについて】https://www.garage.co.jp/ja/
 デジタルガレージは、「持続可能な社会に向けた“新しいコンテクスト”をデザインし、テクノロジーで社会実装する」をパーパスに、社会インフラを担う国内最大級の決済代行事業者として、多様な総合決済プラットフォームを提供する決済事業、デジタル・リアル領域においてワンストップでソリューションを提供するマーケティング事業、国内外の有望なスタートアップやテクノロジーへリーチするスタートアップ投資・育成事業などを展開しています。

【SGシステムについて】https://www.sg-systems.co.jp/
 SGシステムは、佐川急便をはじめとするSGホールディングスグループの各システムの開発・設計、保守・運用を行うシステムインテグレーション事業を中心に、物流ITのコンサルティング事業、文書のイメージ化やコールセンターなどのBPO事業、代金引換サービスや多様な金融サービスを提供する決済事業をグループ外のお客さまに対しても提供しています。

*: 参照リリース「デジタルガレージ、JCBとB2B向け決済サービスを開始〜「DGFT請求書カード払い」で、中小事業者の資金繰りと業務効率化を支援〜」(2022年11月10日)


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